こんにちは!
裁量トレードを学ぶ30代子育て中の主婦、とらねこです。
今日は海外のトレーダーがよく使う手法スマートマネーコンセプト(SMC)についてお話ししていきたいと思います。
・何となくエントリーして負けてしまう
・インジケーターを重ねすぎて、判断がぶれる
・「なぜその価格で動いたのか」がわからない
こうした悩みを抱えているとしたら、スマートマネーコンセプト(SMC)を知ることで、
トレードの世界が一変するかもしれません。
【FXはゼロサムゲーム?】
FXの世界は、よく「ゼロサムゲーム」と呼ばれます。
それがどういう意味かご存知ですか?
例えば4人でサイコロを振って、大きな数字を出した人が勝ちというゲームがあったとします。
全員が500点の持ち点を持っていて、勝者が他のプレイヤーから100点ずつもらうルールです。
このゲームでは全員に配られている持ち点の合計が変わることはないため、誰かが勝つと必ず誰かが負けます。 このように、誰かが隣つと必ず誰かが負けるようなゲームをゼロサムゲームと呼びます。
FX(外国為替証拠金取引)は、通貨ペアの上昇・下落に対して売買を行う取引です。
たとえばドル円が上昇すれば、買っていた人が利益を得る一方で、売っていた人は損失を被ります。
FXの取引が必ずしもゼロサムゲームにはならないと言っても、
誰かが勝てば誰かが負けるという構図に変わりはありません。
個人トレーダーが圧倒的な資金力と情報力を持つ機関投資家やヘッジファンドに勝つには偶然ではなく、「戦略」が必要です。
【SMCとは?】市場の裏で動く「賢いお金」の正体
スマートマネーコンセプト(SMC)とは、「Smart Money Concept」の略。
直訳すれば「賢いお金」ですが、実際には市場の価格を動かしている巨大な資金=機関投資家の動きを指します。
機関投資家とは、
中央銀行、大手銀行、ヘッジファンド、保険会社などの大口の投資家のことを指します。
為替市場の95%、株式市場の90%がスマートマネーによって動かされています。
個人トレーダーがどんなに努力しても、その流れに逆らっては勝ちづらいということですね。
つまり、「トレードで勝つには、スマートマネーに“逆らう”のではなく、“乗っかる”こと」がカギになるということです。
【スマートマネーの思考】チャートに隠された“本音”を読み解く
スマートマネーの戦略には
個人トレーダーの損切りを狙う「ストップ狩り(Liquidity Grab)」というものがあります。
ストップロスに当たって、そのあと思っていた方向に動いていった、、、なんて悲しい思いをした人もおられるんじゃないでしょうか?
わたしもSMCを学ぶまでにストップ狩りにあったことが何度もあります。
他にもオーダーフロー(注文の流れ)を活用してポジション構築をし、
個人がトレンドに飛び乗った“その先”で利益確定すると言ったこともあります。
チャート上の不自然な値動きやフェイクのブレイクアウトなども、スマートマネーの仕掛けであることが多いんですね。
【SMCの魅力】チャートが“シンプル”になるから戦略が立てやすくなる
SMCでは、ローソク足とチャートの値動きだけを観察します。
インジケーターをもりもり入れている方もお見かけします。
それで勝率が安定している方はそれでももちろんオッケーだと思うのですが、
「なかなか勝てない」「このラインってなんのラインだったっけ?消していいかわからない…」
みたいなことになったりしませんか?
SMCを学ぶととてもシンプルなチャートになります。
結果、無駄なラインやサインが消えるので、判断がブレなくなるというのもおすすめポイントです!
「なぜこの動きが起きたのか?」という“本質的な理由”が見えるようになる!
情報を減らすことで、むしろ勝率が上がる!
それがSMCの面白さです。
【SMCはなぜ重要か?】個人が生き残る唯一の戦略
市場は資本主義なので、大きな資金を持つ人たちが動かしています。
よくそんな機関投資家さんたちのことをクジラと例えられますが、わたしたち小魚が主導権を握ることは不可能です。
だからこそ、クジラさんたち(スマートマネー)の戦略を分析し、
同じ流れに乗ることが勝利への近道です!
FXのゼロサムゲームを攻略する3つの鍵は…
- テクニカル分析を駆使する
- ファンダメンタルズ分析を取り入れる
- 損切りの徹底(リスク管理)
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